ツアーガイド



Q&AA


    <受講料について>
認定までは、いくらかかりますか?
案内にもあるとおり、STEP1受講料@10,500円(既に国内旅程管理主任者を有するものは免除)
STEP2受講料@8,400円、STEP3研修料@7,350円、STEP5選考料@3,150円
STEP1〜STEP5まで受講して、合計29,400円となります。

STEP4のインターンシップ期間中の、宿泊・食事・交通費等は自己負担なのですか?
もし、自己負担であれば通常1日いくら位必要ですか?
AISOでは、各種実習プログラムを用意しています。
下記6項目(A〜F)のうち3つを選択し、計5日間以上の実習を行っていただきます。
なお、F)2泊3日参加者のみ、他5項目の内1つでも可とします。
A.送迎案内業務(羽田・成田空港〜都内ホテル)
B.展示会・商談会通訳業務
C.実務研修/AISO会員各社からの依頼による団体・個人(観光・商務等)への同行研修
D.ウオーキングツアーの造成・実践(受講者がツアーを作成・実習)
E.東京近郊のオプショナルツアーへの実習
F.個人負担で参加する2泊3日の実習ツアー(毎月1回実施予定;日帰り・1泊も含む)
(費用/2泊3日@30,000円程度、1泊2日@20,000円程度、日帰り@10,000円程度)
※A〜Eは、交通費・食事代は自己負担となります。
※Fは、集合・解散場所までの交通費は自己負担となります。

    <試験の難易度・内容について>
認定試験はどのような内容ですか?面接とありますが、日本語での面接ですか?
試験内容は、専攻言語を中心に日本語を含めた面接形式で行われます。
専攻言語(ネイティブ)の場合は、日本語能力も重要な評価対象
となります。 

認定試験の合格基準は?
合格基準はB判定以上(70点以上)とし、1人15分間で試験を実施します。
面接内容は、@人物考察・言語能力判定、A対応能力判定、Bガイディング能力判定の大きく
3項目により、合格ラインは即戦力となれるレベルをB判定(70点以上)としております。
※B判定基準=有償でのガイド経験はないが、言語(専攻・日本語)レベル準1級程度。

海外での現地ガイドの経験があります。試験内容で何か免除になりますか?
受講資格が日本に在留資格を有する外国人、日本人であるため、海外でのガイド経験は
STEP1〜STEP5において一切免除の対象となりません。
STEP4(インターン実習)におりても、日本国内での添乗・ガイド・通訳経験が対象となります。

添乗員(旅程管理主任者)資格を既に持ってます。何か免除になりますか?
STEP1のみ免除となります。

通訳案内士の資格を既に持ってます。何か免除になりますか?
ガイド経験が既にあり、依頼を受けた旅行会社からのガイド経験証明(期日、期間等記載)
をいただければ、STEP4のみ免除となります。
 
STEP5の認定試験の合格率はどのくらいですか?
過去の受講日により合格率は変動してますが、平均35%程度です。

認定試験に不合格だった場合は、再受験は出来るのですか?認定試験料は再度必要ですか?
再試験の場合は、次の試験日まで2ヶ月待たなければならないのですか?
認定試験不合格者は、何度でもチャレンジ(再試験)が可能です。選考料@3,150円は別途
かかります。なお、2ヶ月に一度(偶数月)に認定試験は実施しております。
それ以外には試験を実施していないため、次回開催されるまで、2ヶ月待つことになります。
※国家資格「通訳案内士」は、1年に1度しか試験は実施しておりません。

    <資格取得後の業務について>
ツアーガイドの資格を取得すると、どのような仕事が行えるのですか?
また実際に仕事はあるのですか?
専攻言語が多い中国語の場合、通常の訪日観光団体・個人・業務・公務ツアーの添乗員として 有償で同行することは可能です。観光庁のルールだと訪日観光団体には「添乗員」を同行させ ることが義務付けられており、現実はガイドの役目を担っております。但し、日本の法律上外国人に対し観光ガイドができる資格は唯一の国家資格である「通訳案内士」であるため、 添乗員として活躍していることが多いのです。勿論、通訳業務は特別な資格を必要としていな
いため、展示会・見本市での通訳業務も可能です。
2011年3月11日の東日本大震災以降、訪日外国人の減少に伴い、添乗員やガイドの仕事も減
少していることも事実ですが、順調に回復基調にあります。今後、旅行業界では増加傾向にあるFIT(個人旅行)へ対応するためのツアー造成(着地型商品等)と連動してツアーガイドの需要に期待が持てます。また、今後業務・公務ツアー、医療・美容等の旅行需要も増加傾向にあるため、業務を受け入れる意味でも専門的な知識の習得は不可欠です。
医療関連(人間ドッグ・PET検診等)では、病院等の医療機関からの業務要請も考えられます。

過去の認定者で実際にツアーガイドとして活躍されてる方は何名くらいいるのですか?
2012年1月現在で、既に認定された方は10名おり、実際活躍されている方は3割程度です。

AISOに加盟している会社以外の仕事を請け負うことも出来るのですか?
可能です。但し、AISOが独自に認定する「ツアーガイド」資格は、AISO以外の旅行社でも、
ガイドとしての認知はしています。あくまで添乗員(国内旅程管理主任者)・通訳として活
動することとなります。

給料の相場はどの位なのか見当がつきませんが、どうなのでしょうか?
添乗員(国内旅程管理主任者)の給料(日当)の相場は、依頼する内容や会社により異なります 
が、概ね1日当たり@10,000円〜20,000円程度です。

認定後、仕事は自分で探すのですか?AISOから仕事の紹介はあるのですか?
AISO正会員(旅行社・ランドオペレーター)からの業務紹介は勿論あります。
但し、一番多い専攻言語(中国語)の例を言えば、今後見込める中国からの訪日観光団体においては、中国マーケットとして無償での添乗依頼が多く、現在日本在住ではない添乗員を活用する傾向が多く見受けられます。有償で受ける可能性のある依頼は、今後業務・公務団体への需要が増えることでしょう。勿論、ご自身で仕事(業務)を探すことは今後も必要ですし、幅広い人脈となるべく専門性や得意な分野を磨き、市場ニーズに対応していく準備は常に怠ることはないようにして下さい。